組織の中にある「がん細胞」を取り除け!

令和版営業改革のススメ
組織の中にある「がん細胞」を取り除け!

毎日、暑い日が続きますね。

熱中症には十分注意していただきたいと思います。

水分補給、休憩、睡眠、無理をしない行動。

こういう基本的なことを大切にしながら、日々の活動やお仕事に専念して下さい。

さて、今日は少し濃い目のテーマでお話ししてみたいと思います。


テーマは、

組織の中にある「がん細胞」を取り除け!

です。

少し過激な表現に聞こえるかもしれません。

最近、複数の会社で偶然にも同じような場面に遭遇しましたので、あえてこのテーマでお話しします。

組織の大小に関係なく、組織の中には周囲に悪影響を及ぼす発言、思考、行動をしてしまう人がいます。
いち担当者ならよいと言っているわけではありませんが、これを管理職や、人の上に立つ立場の人がやって
しまうと、影響は非常に大きくなります。

しかも、その言動を組織の多くの人が何度も目撃している。

あるいは、実際に何度も嫌な思いをしている。

こういう状態が、複数の会社で起こっていました。

当然、会社としても何もしないわけではありません。

・経営者が本人と面談をする。

・同じ役職者同士で対話の場をつくる。

・コミュニケーションを良くするための研修を行う。

・周囲との関係性を改善するために働きかける。

など、いろんな施策を講じるわけです。

それで改善するなら、それはそれでよいのです。
継続して働きかければよいと思います。

しかし、問題は、何度働きかけても改善しない場合です。

・むしろ悪化していく。

・周囲への悪影響が広がっていく。

・組織の空気がどんどん悪くなっていく。

こういう状態になった時、経営者はどう判断すべきでしょうか?

しかも、そのがん細胞の人物が、そこそこ仕事ができる人だったらどうでしょう。

・業績には貢献している。

・成果も出している。

・専門性もある。

・会社としても、いなくなると困る部分がある。

こういう管理職だった場合、皆さんならどうしますか?

目をつぶって、そのままにしておくのか。

管理職から外して、個人プレーヤーとして活動してもらうのか。

改善を求めながら、組織の主軸からは外していくのか。

判断は簡単ではありません。難しいものになります。

私がこれらの会社の社長に申し上げたことは、。

とっとと、そのがん細胞を取り除いてください

でした

なぜか?
それは、
その人が発する言葉、態度、コミュニケーションの悪さは、周囲が見ています。

上司も見ています。

部下も見ています。

同僚も見ています。

組織の中の人たちは、想像以上によく見ているのです。

すると、どうなるか。

・職場の雰囲気が悪くなります。

・前向きな空気が失われます。

・何かを言おうとする人が減ります。

・挑戦しようとする人が減ります。

・余計な緊張感や不信感が生まれます。

果たして、

このような状態で、創造的な仕事ができるでしょうか?

生産性の高い仕事ができるでしょうか?

新しい挑戦が生まれるでしょうか?

まず無理です。

だから見るべきは、問題の人だけではありません。

見るべきは、組織全体の状態です。

・その人を残すことで、組織全体にどんな影響が出ているのか。

・社員の意欲はどうなっているのか。

・職場の空気はどうなっているのか。

・若手や部下は、安心して仕事ができているのか。

・前向きな発言や提案が出る環境になっているのか。

ここを見なければなりません。

それらを見た結果、影響が大きいと判断したのであれば、がん細胞を早く取り除くという判断をすべきです。
もちろん、いきなり退職を求めるという話ではありません。

労務面の手続きや法的な配慮は当然必要です。

必要であれば専門家にも相談すべきです。

しかし、経営としては明確な姿勢を示さないといけません。

・注意をする。

・改善を求める。

・記録を残す。

・役割を見直す。

・管理職として不適切であれば、管理職から外す。

・組織の主軸からは外す。

こういう判断を早くするべきです。

仕事ができるからといって、何をしても許されるわけではありません。

ここを間違えてはいけません。

昔の言葉で、「泣いて馬謖を斬る」という言葉があります。

どれだけ有能であっても、組織全体に悪影響を及ぼすのであれば、厳しい判断をしなければならないということです。

組織風土を良くしたい。

コミュニケーションを良くしたい。

社員が前向きに働ける環境をつくりたい。

そう思うなら、まず悪影響を及ぼしている要因を取り除くことです。

順番を間違えてはいけません。

がん細胞を残したまま、コミュニケーションをとったり、研修をしても、効果は薄いです。

問題の元を放置したまま、組織活性化を唱えても、社員には響きません。

職場の空気を悪くしている存在を見て見ぬふりして、風土改革を進めても、うまくいきません。

まず、取り除くべきものを取り除く。

その上で、教育をする。

研修をする。

対話を増やす。

組織を整える。

この順番が大事なのです。

私は研修やコンサルの現場で、肌で感じることがあります。

・この組織は空気が重い。

・発言しにくい雰囲気がある。

・特定の人の顔色をうかがっている。

・やたらとネガティブな発言をする人がいる。

外部の私が感じるくらいですから、社内の人たちはもっと感じているはずです。

それを放置してはいけません。

組織の中にあるがん細胞は、早く取り除く。

今日の結論はこれです。

少し強い表現になりましたが、組織を守るためには必要な判断があります。

一人の有能な人を守ることよりも、組織全体の健全さを守ることの方が大事な場面があります。

経営者、管理職の皆さんには、ぜひここを考えて欲しいと思います。

今週も暑い日が続きます。

体調管理をしっかりして、前向きに頑張っていきましょう。

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